オブジェクトについて学習したので、まとめました。
オブジェクトってなんだろう?
オブジェクトとは、プロパティを格納する箱のようなものです。プロパティとは、個々のデータが入っているもののことです。プロパティは、名前(キー)と値(バリュー)がセットになっています。
値には数値、文字列、真偽値、関数などを格納することができます。値に、関数が格納されているプロパティはメソッドと呼ばれます。
const Person = {
name: "なかがわ",
age : 35,
country : "日本",
showProfile(){ //メソッド
const text = document.createElement("p");
text.textContent = `${this.name}さんは、${this.age}歳で、${this.country}に住んでいます`;
document.body.appendChild(text);
}
}
オブジェクトの作り方
先程は、プロパティをセットしたオブジェクトでしたが、プロパティを設定せずに、新しいオブジェクトを作ることもできます。
オブジェクトリテラル({}
)やnew演算子は、Object
(親)オブジェクトを元にして新しいオブジェクト(子孫・インスタンス)を作成するための構文です。どちらもやっていることは同じです。
Objectオブジェクトとは、JavaScriptがあらかじめ用意している組み込みオブジェクトの一つです。
//オブジェクトリテラルで作成
const obj = {};
//new演算子で作成
const obj = new Object();
プロパティのセット
オブジェクトリテラルを使う方法
const Person = {
name: "なかがわ",
age : 35,
country : "Japan",
showProfile(){
console.log(`${this.name}さんは、${this.age}歳で、${this.Japan}に住んでいます`);
}
}
new演算子を使う方法
const Person = new Object();
Person.name = "なかがわ";
Person.age = 35;
Person.country = "Japan",
Person.showProfile = function () {
console.log(`${this.name}さんは、${this.age}歳で、${this.Japan}に住んでいます`);
}
組み込みオブジェクトとは
JavaScriptには、あらかじめ定義されている組み込みオブジェクトがあります。ネイティブオブジェクト、ビルトインオブジェクトという呼び方もあります。
組み込みオブジェクトには、Object,Array,String,Number,Function,Boolean
などがあります。
Objectは全てのオブジェクトの元になるオブジェクト(祖先)
その中でも、Object
は、他の全てのオブジェクトのベースとなるオブジェクトです。
JavaScriptにおいて、全てのオブジェクトは、Object
の子孫(インスタンス)であり、Array,String,FunctionなどはObjectが持っているプロパティやメソッドを、まるで自分自身が持っているかのように、使うことができます。